とあるクライマーの成長記録

2015年からボルダリングを始めたビギナークライマーです。関西&室内限定ですが、いろんな情報が発信できればいいかなって思ってます。

ボルダリングジム探訪〜Key Bouldering

Key Bouldering

  • key-bouldering.com

    壁面は少し高い&広い
  • 壁面以外(レストエリア等々)がめっちゃ広いのでゆったり感半端ないです
パワー ★★★★
バランス ★★
ここでのグレード:主に紫、グレー1つ(2016.03.31)
他のジムとの比較:グレード表が細かく分かれていないので比較できません
総評:パワー系です。オープン時の課題は国体選手、BJC入賞選手に作ってもらっているので、大体は辛いですが、コンペちっくなので面白いです。
 
2016年3月31日オープン。その初日にお邪魔してきました。14時過ぎに入って、会員番号13。みんな暇だな!(私も有給とりましたが..)
 
入って左側が受付。その後ろにはトップロープが見えました。高さは6m程度なので、体験用でしょうか。
 
とりあえずウォーミングアップに赤を・・。って感じで登ると落ちそうになりました。アカン・・5Q混ざっとる・・。というわけで、グレード表の色も幅が広くて、大体、他のジムの2~3グレード分が混ざってます。気をつけてー!
 
私のグレードは紫で、ほとんど落としましたが、ルーフの後ろランジは苦手。一部強度の高い課題を落とせてません。グレーを1つ落とせたのは奇跡でしょうか。カンテを使わなければ2Q、使えば3Qくらいの感じでした。垂壁は指力、かぶりはパワー、どちらも辛いです。
 
きっとまだまだ付け足していくのでしょうけれども、館内シューズ、ロッカーはもう少しほしいのと、館内シューズを増やすか、ストレッチマットで埋めて館内シューズを使わなくていいようにするか、どっちかが嬉しいですね。
 
ちなみに、現在と同じくらいのスペースが隣にあります。ゆくゆくは増築したいようですが、その時は普通じゃない(←?!)壁を作りたいのだそうです。是非流行ってほしいものです。

またマンスリーができた頃に行きたいと思います。

2016年新作クライミングシューズ④(イボルヴ アグロ)

evolvからはAGRO: evolv Performance Climbing Footwear

 
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プロフィール:非対称ダウントゥ(ヒールからトゥまで対称なアーチを描いていない)、ダウンキャンバー(トゥ部が更に下に向いている)
ソール:3.7mmのSensaTRAX、高いフリクション、ヒールとトゥの2部品
ランド(トゥの直上部分):VTR
アッパー:人工(VXアッパー)
内側:マイクロファイバー
ミッドソール:柔軟性が高く、薄いラバーミッドソール
サイズ:5-13.5 US(ハーフサイズあり)
Agroは最高のハイエンドボルダリングシューズです。薄くて柔らかいミッドソールによる足裏感覚と最適なトゥラバー、あなたが次の課題に取り組むのに必要な全てをAgroは持ち合わせています。新開発のTPS(Tension Power System)技術は、ダウントゥで力の入るつま先部分を異なる3方向から引っ張ることでフィットさせ、適切なカーブによってミッドソールがないシューズよりも型崩れを長期間にわたって防ぐことができます。新しいシングルベルクロのシステムは簡単な履き方のもの(スリップオンの対して?)よりもずっと優しく、パワフルであり、バックルによる維持はトゥフックをよりアグレッシブにしてくれます。

一部を訳してみましたが、とにかく熱量に溢れています。 

感想
中〜上級のジムシューズとして最適です。
 OCUNのOZONE LADYでもそうなのですが、ビビッドカラーの赤!って感じがでていて、ちょっとワクワクしてくる色合いです。公式サイトにある赤いベルクロのモデルは、evolvロゴさえ主張が控えめで、デザイナーのこだわりが伝わってくるようです。

強いダウントゥですが、ソールは非常に柔らかく、動画ではダウントゥ側とは逆側にしなやかに曲がっていました。足裏感覚に優れたダウントゥ(cobra)の系統でしょうか。

前作のAgroと変わっていなければ、足の甲の部分はゴムによるスリップオン型ではなく、左右から包み込んでベルクロで抑えるような感じなので、足囲が3E/4Eとかでもある程度は対応できそうにも思えます。ヒールカップは小さくないので、そこは履いてみて感触をきちんと確かめておく必要があるかとは思います。evolv押しのジムも多いので、見つけたら是非とも試してみてほしいです。



ボルダリングジム探訪〜グラビティリサーチ神戸


パワー ★★★★★
バランス ★★★★★
ここでのグレード:4Q
他のジムとの比較:1〜1.5グレードくらい上
総評:パワーもバランスもとにかく辛い。ただ、特にアネックス館の課題はコンペの流行が反映されている感じで、『これやっとかんといかんのやろな…』っていう絶望をもらえます。

2016年3月26日に2回目。1回目は2015年8月頃で、その時のグレードは6Qでした。今回はマンスリーを中心に、本館10/20(4Q2本)、アネックス7/20(5Qまで)と、だいぶ進化を見せたものの、3Qは触れるレベルになく…。なかなかのツンドラぶりを味あわせてくれました。

また行きます…。

2016年新作クライミングシューズ③(クライムエックス レイブ)

CLIMB Xからは Rave(Climb X Rave Strap Climbing Shoe)。

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ジムセッションには十分すぎるほどの性能をもつシューズは、すべての状況で最適です。ダブルステッチ製法、ベルクロとヒールにはカラー(引っ張るやつ)、ポリプロピレン製ミッドソールが一体となっています。
情報はこれだけでした。

感想
エントリーモデルではありますが、ほんの少しだけダウントゥしているようです。といっても、その効果を確認できるほどのものではありません。日本での扱いがあるのかはわかりませんが、 オフィシャルページでの価格は70 米ドルですので、マイシューズを持ちたいけど、高性能シューズは厳しい初級者には最適そうですね(とはいいつつも1万くらいはしちゃうのでこれを買うメリットは見当たらないのですが・・)。


2016年新作クライミングシューズ②(ブトラ アクロ)

スポーツクライミングシューズメーカーとしてはアジア初、韓国のメーカーBUTORAからはACROの新作。

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BUTORA ACROは『Blue Acro - Narrow Fit - Butora USA』と『http://butorausa.com/ACRO-downturn-toe/』の嬉しい2ラインナップ。というか、同じ性能で足型が違うなんていうのはこのメーカーくらいなのでは?むしろ、色違いってことで履かずに去ってしまうってこともありそう。

ORANGE ACROは元々ラインナップされていて、BLUE ACROが追加されたようですね。
このモデルは昨年発売されたAcroモデルのNARROW版です。もしもご自身の足型が幅広の場合は、白/オレンジモデルを、幅狭の場合や狭小感を求めているのであれば、このモデルをオススメします。
このシューズは普通の靴よりもスポーツクライミングに向いています。通常履いている靴よりもハーフサイズ(0.5cm?)小さいものを選択してください。
性能については、上記のこと以外は触れられていません。正直、わかりません。

感想
2016年3月現在、PUMP大阪にて取り扱いがあり、私自身は実際に試した上で購入しました
Instagramでも同じことを書いたのですが、なかなかいいです。

まず、私の足型が幅広で甲が高いので、なかなかクライミングシューズが馴染んでくれません。最初に買った靴はOCUNのOZONEでしたが、甲の部分が痛いのは半年経っても変わりませんでした。

2足目はLA SPORTIVAのSOLUTIONです。最初こそ指が痛かったのですが、慣れると問題ありませんでした。が、問題は、SOLUTIONだと甲の部分が高く膨らみ、ちょっと不恰好に見えてしまうのです。まぁ、性能に問題はないし、そこを見られているのでもないので、特に問題はないのですが、ちょっと嫌でした。

そんな時に見つけたのがORANGE ACROでした。幅広、甲の高さのどちらも解決しつつ、SOLUTIONと違って最初にから指が痛くなりません。それでいて、抜けそうな感覚もありませんでした。今のところ、まだ数回しか履いていないのでナイロンを当てていますが、ヒールフックでも問題はありませんでした。

ソールはオリジナルだそうですが、硬さもフリクションもちょうどいいので、特に不満は感じません。また、アッパーにも全面にラバーが覆われており、トゥフックの安心感は半端ないものがあります。とりあえず、グラビティリサーチで3Qにトライするレベルには不安は感じません。

唯一不安があるとすれば、こういったシューズの情報がないことでしょうか。でもまあ、有名どころを試してみて、指先以外の足型が合わないようであれば、是非とも試してほしいシューズの筆頭です。




2016年新作クライミングシューズ①(ボリエール ミュータント)

まずはスペインの山用品メーカーBOREAL(ボリエール)から。

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新作シューズはMutant

アッパー:高品質レザー。伸縮性のよいベルクロによって足を包み込みます(footwear closure system)。 グリップ(フリクション)向上と保護にとても薄いラバーがトゥに用いられています。
ソール:独自開発のフリクションに優れたZENITHソールは、サイズにもよりますが4-4.5mmの薄さです。
重さ:両足で460g
特徴:ハイブリッド高性能ベルクロスリッパ。トゥの革新的なラバーと素晴らしいヒールによって、トゥフックやヒールフックによるムーブは素晴らしいものとなります(outstanding performance on extreme moves)。エッジング性能も高く、足裏感覚も最高です。
ミッドソール:型崩れ防止の特別なミッドソール
靴構成:Slip-Lasted(ソールを最後につける製法
使用法:ボルダリングやスポーツクライミングに適した高性能シューズ
感想
シューズ全体に極端な凹凸がなく、足入れが良さそうということもあり、初中級向けのように見えます。足先のフリクション、アッパーのレザーはもちろんのこと、ヒールの凹凸はボテやスローパーへのヒールフックや手に足で最大の威力を発揮してくれるように思えます。

是非とも足入れを試してみたいところではあります。

以上、良いシューズ探しを。