とあるクライマーの成長記録

2015年からボルダリングを始めたビギナークライマーです。関西&室内限定ですが、いろんな情報が発信できればいいかなって思ってます。

2016年新作クライミングシューズ⑤(イボルヴ シャーマン)

evolvからSHAMAN(2016)がでました。今までと区別するため、イヤーナンバリングがカッコ書きで付与されているようです。オレンジ基調からブルー基調に変わりましたが、ポイントカラーというには主張に過ぎるほどオレンジが目に飛び込んできます。

 f:id:hydrangeas:20160405131435j:image

プロフィール:「Knuckle Box」非対称ダウントゥ(ヒールからトゥまで対称なアーチを描いていない)

Knuckle Boxってなんでしょうね。

アッパー:人工(Synthratek VXアッパー)
ミッドソール:1.0mm ハーフサイズ(トゥ側のみ?)「Love Bump」ミッドソール
ソール:4.2mmのTRAX、高いフリクション、ヒールとトゥの2部品
ランド(トゥの直上部分):VTR
重さ:サイズ9の片足で9oz(255g)
サイズ:4-13.5 US(ハーフサイズあり)
デザインを見直した新しいShamanは、クリス・シャーマ(クライマー)シリーズの一つとして加わりました。新しいShamanは人間工学的によりフィットするようになり、トゥラバー面積を増やすことによってトゥフック性能を向上させ、前面ストラップはトゥ内側の汚れを防止します。このアップグレードによって、Shamanの現在のカスタマーには性能向上を体感していただけるものとお約束いたします。また、新しいカスタマーの方には伝説級とさえいえるほどの性能と快適さをお楽しみいただけるでしょう。新しいShamanはシューズのフィット感(一体感)を向上させることを目的として、前作のShamanよりもハーフサイズ小さめに作られています。
 
感想
中〜上級向けシューズです。 evolvのカラーは洗練されていて、どれもいいですね。SHAMAN2016もオレンジ&スカイブルーで素晴らしい色合いだと思います。

さて、シューズはというと、高性能シューズを謳うだけあって、しっかりとしたダウントゥとトゥフックに優しい大きさのトゥラバーが見えます。足裏からかかとへかけてテンションをかけて締め上げているので、ヒールカップの合う合わないは分かれると思います。しかしながら、前作のSHAMANはベロ(甲の部分)がスリップオンのようになっておらず、真ん中に切れ込みがあるタイプなので、ベタ足や甲が高くてもマッチしやすいです。実際、私もASICSの測定で3E〜4Eですが、このシューズはフィットしました。また、スリップオンでない場合、クライム中にベルクロが外れてしまう心配もありますが、このシューズはベルクロが3つあるため、その心配も無用だと思います。

実際に買ったことはないので、スメアの性能や足裏感覚はわかりませんが、少なからずSHAMANファンもいるので、ちょっと気になるシューズではあります。